鍋島藩窯秋まつり
鍋島藩窯秋まつりとは?
江戸時代より今なお鍋島藩窯の伝統技術を受け継ぎ「秘窯の里」と呼ばれている佐賀県伊万里市大川内山で行う藩窯秋まつり。春の窯元市では焼物の販売を中心としたイベントになっておりますが、秋まつりでは先人の陶工達に感謝する目的で開催しております。日峯社奉納式、筆供養、鍋島献上の儀と歴史あるイベントがございます。また同時開催で窯元市も開催しております。令和3年は11月3日(祝)~7日(日)の予定
イベント内容
伊万里大川内山 秋の窯元まつり「奉納式」
11月3日(水)に秋の窯元まつり「奉納式」が行われました
献上窯焚きの登り窯で焼かれた壺に上絵付けを施し、10月末に仕上がった「色絵桜樹文立葵 瓶子」を大川内山の中腹にある「日峰神社」へ奉納を行いました。
伊万里神社様から宮司に来ていただき、日頃、窯元の職人達が手がけている作品が順調に仕上がっている事への感謝と大川内山の窯元の繁栄を祈願いたしました。
伊万里大川内山 秋の窯元まつり「筆供養」
11月4日(木)に秋の窯元まつり「筆供養」が行われました
窯元では、絵付けに使う筆で使い古したものを、秋の窯元祭りの11月4日に感謝を込めて「筆供養」を行います。
筆は動物や植物の命を頂いて筆を作ります、尊い命に感謝して使いふりされた筆の供養を毎年行っています。