陶工無縁塔

陶工無縁塔とは

陶工無縁塔

高麗人をはじめ、江戸時代の陶工たち880基の無縁墓標を集めた供養塔です。
無名の陶工たちによって、あの優れた鍋島がつくられた証です。

三百年来父祖の秘技を伝えつづけて来たお細工人はじめお手伝窯の人びと、その有縁の人並びに高麗人の寄せ墓で、毎年春には当、大川内山区民が供養を行って、ハ百余柱の霊を祀っている。

無縁塔建立の功績と由来

陶工無縁塔

陶里大川内山出身市川春吉爺は関西配電株式会社を勤められ、故郷への愛着は並々ならぬ思いを持たれ、帰郷された折故郷に功徳を行いたく、無縁の墳墓を見て無縁塔建立を初願される。

昭和十一年から二年に渡り区民の協力の元無名陶工達や区民の墳墓を確認収集し、関塚約四百と石碑三百八十を合わせ約八百のピラミッド形の無縁塔建立を図られた。

ここに市川春吉爺のご冥福をお祈りつつ感謝の念を捧げます。

無縁塔は大川内山のシンボルであり末代まで伝え見護り続けていきます。

陶工無縁塔周囲

陶工無縁塔
陶工無縁塔
陶工無縁塔
陶工無縁塔
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