鍋島焼 献上の歩み展
2026年2月13日[金]~3月12日[木] 佐賀県立美術館3号展示室
1月6日 更新

開窯三五〇年を迎えた伊万里・大川内山の鍋島焼。
その歴史は江戸時代、佐賀を治めていた鍋島家が優れた陶工を集め、精緻な技術を門外不出とした「藩窯(はんよう)」をこの地に築いたことに始まります。鍋島藩窯でつくられた器は、将軍家への献上を主な目的とし、藩の威信を託した特別な品として仕立てられました。
明治時代の廃藩置県により藩窯は姿を消しますが、その誇り高いものづくりの姿勢は、民窯として現代に受け継がれています。かつての献上文化の技術と精神を今に伝えようと、陶工たちが一九八九年(平成元年)から毎年執り行っているのが「献上の儀」です。
「献上の儀」では、全国の名城所在地や佐賀県ゆかりの地に贈る瓶子と、技術・様式・精神を後世へ継承するための保存用があり、同一のものを正・副一対として制作しています。本展覧会は、大川内山に現存する副の瓶子すべてが一堂に会する貴重な機会です。
三五〇年にわたり磨かれてきた鍋島焼の技と美。その精華を心ゆくまでご堪能ください。



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